【6月28日 AFP】債務に苦しむアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で27日、空の交通のハブを目指す第2の国際空港「マクトゥーム国際空港(Dubai World Central-Al Maktoum International Airport)」が一部開業した。3週間前にはエミレーツ(Emirates)航空が、欧州航空機大手エアバス(Airbus)の超大型旅客機A380を大量注文したばかり。

 ドバイ国際空港を管理するドバイエアポーツ(Dubai Airports)は、空港に完成した1本の滑走路に、航空機が初めて着陸したことを発表した。「マクトゥーム国際空港」の名前は、ドバイ首長一家の名字にちなんだもの。

 同空港は当面、貨物輸送を年間25万トン規模で運用する。旅客機の運航は2011年3月に開始する予定。

 ジュベルアリ(Jebel Ali)港そばの立地で、完成時期は未定だが完成時には世界最大の空港になるという。当局者によれば、完成時には滑走路は5本になり、年間1億6000万人の利用と1200万トンの貨物の運用が可能となる。完全開港の日程は明らかにされていないが、完成すれば世界最大の空港になるとされている。

 人口約200万人のドバイには、すでに「中東最大」と豪語する国際空港があり、2009年には旅客4200万人が利用した。

 ドバイエアポーツのジャマル・ハイ(Jamal al-Hai)戦略担当上級副社長は、2020年には利用者は1億人にまで急増するとの見通しを示し、「開発計画は、ドバイを新たな(東西を結ぶ)シルクロードの拠点とするための戦略に基づいている」とAFPに語った。(c)AFP/Taieb Mahjoub