【6月28日 AFP】急死から1年を迎えた故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんのゆかりの品々が、米ラスベガス(Las Vegas)で行われたオークションに出品され、スパンコールの手袋が19万2000ドル(約1700万円)の値を付けるなど、落札合計は100万ドル(約8900万円)近くに上った。オークションを主催したジュリアンズ(Julien's)が27日、発表した。

 スワロフスキーのクリスタルが散りばめられた手袋は、マイケルさんが1984年のビクトリーツアー(Victory Tour)で使用したもの。地元紙ラスベガス・レビュージャーナル(Las Vegas Review-Journal)によれば、落札したのはロサンゼルス(Los Angeles)在住の女性だという。

 手袋のほかにも、ステージ衣装、ポスター、サイン入りのアルバムや受賞トロフィーなど200点以上が出品され、2枚のジャケットは10万ドル(約890万円)以上、フェドーラ帽は5万6250ドル(約500万円)、サイン入りのローファーは9万ドル(約800万円)で落札された。また、サングラスは2万7500ドル(約250万円)、自伝「ムーンウォーク(Moonwalk)」で使用された絵のオリジナルスケッチは4万4800ドル(約400万円)、「バッド(Bad)」の手書きの歌詞は3万720ドル(約270万円)の値を付けた。

 マイケルさんは2009年6月25日、薬物の過剰摂取で死亡。1周忌を迎え、世界各地でマイケルさんを追悼するイベントが行われた。(c)AFP