【6月25日 AFP】(記事更新、写真追加)2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)1次リーグF組、スロバキア対イタリア。試合は3-2でスロバキアが勝利し、決勝トーナメントに進んだ。一方、敗れた2006年ドイツ大会の王者イタリアは、1次リーグで敗退した。

 スロバキアは前半25分にロベルト・ビッテク(Robert Vittek)の得点で先制。後半28分には再びビッテクの得点でリードを広げた。

 イタリアは同36分にアントニオ・ディ・ナターレ(Antonio Di Natale)の得点で1点を返したが、同44分にはカミル・コプーネク(Kamil Kopunek)に得点を許し、点差は再び2に広がった。ロスタイムにはファビオ・クアリアレッラ(Fabio Quagliarella)が得点した。

 W杯初出場のスロバキアは勝ち点を4に伸ばし、F組2位で1次リーグを通過した。イタリアは勝ち点2(2分け1敗)の同組最下位に終わった。

 今大会ではすでに2006年ドイツ大会で準優勝したフランスも1次リーグで敗退しており、前回大会の決勝進出チームがともに1次リーグで敗退するのは史上初となった。(c)AFP