【6月22日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は21日、国際宇宙ステーション(International Space StationISS)から撮影されたオーロラ「南極光(Aurora Australis)」の写真を公開した。このオーロラは前月24日、太陽のコロナガスの噴出によって引き起こされることが多い磁気嵐が起こっている際に撮影された。この時、ISSはインド洋南部上空350キロに位置し、南極大陸の方向を向いていた。

 オーロラは曲がりくねったリボンのような形状をしており、画面右側下に見える位置で分離している。全体は緑色だが、画面左側には淡い赤色も見える。オーロラの下側には厚い雲が広がっているが、地球の地平線の湾曲ははっきり見ることができる。(c)AFP