キンドルなどの電子書籍端末、相次いで値下げ iPadに対抗
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【6月22日 AFP】米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)と米書店大手のバーンズ&ノーブル(Barnes & Noble)は21日、それぞれの電子書籍端末の値下げを発表した。電子書籍市場で勢いを増す米アップル(Apple)のタブレット型携帯端末iPad(アイパッド)に対抗する。
アマゾンは、同社の電子書籍端末「キンドル(Kindle)」を259ドル(約2万4000円)から189ドル(約1万7000円)に値下げすると発表。最も安い499ドル(約4万5000円)のモデルでもカラー表示ができるiPadに対し、キンドルは電子インク技術を用いた白黒の画面で電子書籍の読書に特化している。
また、バーンズ&ノーブルも、3Gと無線LAN(Wi-Fi)接続を利用できる電子書籍端末「ヌック(Nook)」を259ドル(約2万4000円)から199ドル(約1万8000円)に値下げすると発表した。
4月初めに米国で、その後5月後半に9か国で発売されたiPadはこれまでに200万台以上が売れている。
アマゾンは、キンドルを同社のウェブサイトで最もよく売れている商品だとしているが、アマゾンもバーンズ&ノーブルも、自社の電子書籍端末の販売数を明らかにしていない。
シティグループ(Citigroup)のインターネットアナリスト、マーク・マハニー(Mark Mahaney)氏は、電子書籍の関係者はiPadがシェアを伸ばすことを懸念していると指摘した上で、iPadに対応するためアマゾンはタッチスクリーンなどの技術を取り入れた新世代キンドルを発売せざるを得ないだろうとの見方を示した。(c)AFP
アマゾンは、同社の電子書籍端末「キンドル(Kindle)」を259ドル(約2万4000円)から189ドル(約1万7000円)に値下げすると発表。最も安い499ドル(約4万5000円)のモデルでもカラー表示ができるiPadに対し、キンドルは電子インク技術を用いた白黒の画面で電子書籍の読書に特化している。
また、バーンズ&ノーブルも、3Gと無線LAN(Wi-Fi)接続を利用できる電子書籍端末「ヌック(Nook)」を259ドル(約2万4000円)から199ドル(約1万8000円)に値下げすると発表した。
4月初めに米国で、その後5月後半に9か国で発売されたiPadはこれまでに200万台以上が売れている。
アマゾンは、キンドルを同社のウェブサイトで最もよく売れている商品だとしているが、アマゾンもバーンズ&ノーブルも、自社の電子書籍端末の販売数を明らかにしていない。
シティグループ(Citigroup)のインターネットアナリスト、マーク・マハニー(Mark Mahaney)氏は、電子書籍の関係者はiPadがシェアを伸ばすことを懸念していると指摘した上で、iPadに対応するためアマゾンはタッチスクリーンなどの技術を取り入れた新世代キンドルを発売せざるを得ないだろうとの見方を示した。(c)AFP