【6月16日 AFP】南アフリカの東ケープ州(Eastern Cape)では、厳しい冬の寒さによって、24時間で約500羽のケープペンギンが死亡した。国立公園当局の報道官が15日、明らかにした。

 報道官は南ア通信(SAPA)に対し、「生息地バード島(Bird Island)を襲った寒さと雨によって、まだ産毛しか生えていない生後数週間から2か月のペンギンの子どもが死亡している」と語った。

 同地域に生息するペンギンのつがいの数は、700組にまで減少しているという。(c)AFP