【6月11日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(World Cup)の開幕コンサートが10日、南アフリカ・ソウェト(Soweto)のオーランドスタジアム(Orlando Stadium)で開催された。翌日のアフリカ大陸初のW杯開催を前に、大勢の人がスターの出演するコンサートに集まった。

 コロンビア出身の歌手シャキーラ(Shakira)や米グループ、ブラック・アイド・ピーズ(Black Eyed Peas)などのアーティストたちを見ようと、数万人がスタジアムを埋め尽くした開幕コンサートは、南アフリカのベテラントランペット奏者、ヒュー・マセケラ(Hugh Masekela)の演奏で始まった。

 国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長は観客に向かって「これが本当のキックオフです。サッカーはただの試合ではない。人々をつなぐものなのです。」と述べたほか、南アフリカのジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)大統領も、アフリカはどんな規模のイベントも開催できることを示すと述べ、「アフリカがこのトーナメントを主催する。南アフリカが舞台だ。南アフリカは素晴らしい」と述べた。

 しかし、ケープタウン(Cape Town)で同日行われたW杯関連のイベントでは、数千人が会場の入口に押しかけ、警官1人が足を骨折したほか、女性2人も足首を骨折した。イベントは、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元南アフリカ大統領が20年前、釈放後初めて演説した場所に設置されたファンパークで行われ、1万5000人以上が地元のバンドや光のショーを見ようと詰めかけていた。

 ソウェトは、白人支配に対する闘争と南ア初の黒人大統領、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領を象徴する、重要な黒人居住区。(c)AFP/Griffin Shea

【参考】コンサートの動画はこちらから(Youtube/AFPBBチャンネル)