【6月12日 AFP】世界に2台しか残っていないというロールスロイス、1953年型の「シルバードーン」は、作家のヨーゼフ・ロスフェルト(Josef Rossfeldt)さん(57)の自慢の宝物だったが、85歳の男性によってその喜びが一瞬にして打ち砕かれた。独日刊紙ビルト(Bild)が9日伝えた。

 バイエルン(Bavaria)州で車を運転していた85歳の男性は、カーナビを過信して、高速道路の出入り口でUターンし、ヨーゼフさんのシルバードーンに突っ込んだという。

 ヨーゼフさんはその場で心臓発作を起こしてしまった。

 幸いなことにヨーゼフさんは命を取り留めたが、車は大破したという。(c)AFP