【6月2日 AFP】中国湖南(Hunan)省永州(Yongzhou)市のウェブサイトによると、同市の裁判所で1日、金融機関の警備員の男(46)が機関銃を乱射し、裁判官3人を射殺した後その場で自殺した。このほかに3人が負傷した。

 朱軍(Zhu Jun)容疑者は機関銃1丁と拳銃2丁を持って裁判所の事務室に入り、担当する裁判について話し合っていた裁判官たちに発砲した。

 朱容疑者は3年前、別の裁判所で受けた離婚裁判の判決で、夫婦の共同財産のうち2万元(約27万円)しか与えられなかったことを強く恨んでいた。また朱容疑者は「不治の病」で2か月間仕事を離れ、ひどく落ち込んでいたという。

 最高人民検察院(最高検)傘下の中国紙、検察日報(Procuratorate Daily)」は、朱容疑者は襲撃の3日前に仕事に復帰したばかりで、裁判所に行く直前に職場の中国郵政貯蓄銀行(Postal Savings Bank of China)の分室に現金を運んでいた。

 個人の銃の所有が禁じられている中国では、銃の乱射事件は非常に少ないが、現金輸送を担当する警備員は銃を持っていることがある。(c)AFP