【5月30日 AFP】ラトビアの首都リガ(Riga)で29日、不況に落ち込むラトビアを鼓舞しようと、ピンク色の衣装に身を包んだ金髪女性800人が腕をとりあって行進した。行進は前年に続いて2回目。前年の500人をはるかに超える参加者が集まった。

 このイベントは、地元の金髪女性グループが、最近笑顔をみせる機会のほとんどないラトビア人たちを応援しようと企画した。人口220万人のラトビアは欧州連合(EU)内でも最悪の不況に陥っており、2009年には経済規模が18%縮小している。

 行進に先立つ一週間、ラトビアでは、米女優マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)のそっくりさん大会など、金髪関連イベントがいくつも開催された。

 イベント中に集められた資金は、体の不自由な子どもの母親への支援など、地元の慈善団体に寄付される。ことしのイベントには、前年のイベントを報道で知った外国人観光客も訪れているという。主催者は毎年恒例のイベントにしたいと語った。(c)AFP

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