【5月26日 AFP】ドイツ北部シュウェリン(Schwerin)近郊のマリス(Malliss)村で25日、銀行強盗を企んだグループが、犯行に使おうとした火薬の量を間違い、銀行全体を爆破してしまう「失態」を犯した。地元警察が同日、発表した。

 爆発による負傷者はいなかったが、近隣の建物や駐車中の車などが吹き飛んだ破片の被害にあった。

 報道によると、現場付近では炎上する建設作業車が放置されており、強盗団は銀行のATMを爆破するつもりだったとの見方が強まっている。地元警察は、「初動捜査の段階では、現金が奪われた形跡はない」としている。

 この建物には、銀行以外の店舗も入っていた。周辺の道路は数時間にわたって閉鎖された。(c)AFP