【5月18日 AFP】イタリア南部の都市ナポリ(Naples)の名物「ナポリピザ」が、墓地から掘り出されたひつぎの木材を燃料に焼かれている可能性が浮上した。同国紙ジョルナレ(Giornale)が17日伝えた。

 同紙によると、同市内に数千軒ある小規模、格安のピザ店やベーカリーが、ピザを焼く窯の燃料としてひつぎの木材を使っている可能性があるとして、検察当局が調査を行っているという。

 伝統的なナポリのピザは、オーク材のまきを使った石窯で焼くものとされている。ナポリのピザは1715~25年に発明され、1889年には世界的に有名なマルゲリータも生み出している。(c)AFP