【5月6日 AFP】米メディア大手ワシントン・ポスト(Washington Post)社は5日、傘下の週刊誌ニューズウィーク(Newsweek)の売却を検討していることを明らかにした。傘下に入って40年以上の同誌をポスト社が手放すことは、米ニュース業界の苦境を示す新たな兆候といえる。

 ニューズウィークは1933年創刊、61年にポスト社が買収した世界的に著名な「名門誌」だが、近年は定期購読者や広告収入の減少に歯止めをかけられずにいた。

 ワシントン・ポストのドナルド・グラハム(Donald Graham)会長は声明で、「ニューズウィーク誌とそのウェブサイトは活気ある重要な存在だ。現在の情勢ではどこかもっと適したところがあるだろう」「2007~09年の赤字は記録的なものだ。経営陣およびスタッフは勇敢に奮闘しているが、それにもかかわらず2010年も赤字を見込んでいる」と述べた。(c)AFP