火山の今の様子は? ライブカメラに記録的なアクセス数 アイスランド
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【4月23日 AFP】アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajokull)氷河で噴火した火山の模様を生中継するライブカメラの映像を、世界中の数百万人のネットユーザーたちがかたずをのんで見守っている。
サイト管理者によると4月14日に噴火が始まって以来、欧州の空に大混乱をもたらしている火山雲の様子を見ようと150か国、400万人以上が同サイトにログインした。アイスランドのウェブサイトとしては記録的な数字だという。海外の数多くのサイトがこのカメラにリンクを貼ったことも後押しした。
首都レイキャビク(Reykjavik)の自宅で毎日噴火の様子をチェックしているという女性はAFPの取材に対し「見る分には魅惑的で、圧倒的で、美しいわ。でも火山灰のせいで使えなくなった農場のことを思うと、胸が痛むわ。火山はアイスランドの美しい景観だけれど、灰のせいで人々は仕事を失いつつある」と複雑な表情を見せた。
ライブカメラはもともと地元住民向けに、災害が切迫しているかどうかを確認できるようにする目的で設置された。
地元のある警官は、カメラが世界中に噴火の模様を生中継してくれるので「(情報収集のための)電話に応対する必要がなくなった」と語った。(c)AFP
【参考】エイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山噴火を生中継するライブカメラ
サイト管理者によると4月14日に噴火が始まって以来、欧州の空に大混乱をもたらしている火山雲の様子を見ようと150か国、400万人以上が同サイトにログインした。アイスランドのウェブサイトとしては記録的な数字だという。海外の数多くのサイトがこのカメラにリンクを貼ったことも後押しした。
首都レイキャビク(Reykjavik)の自宅で毎日噴火の様子をチェックしているという女性はAFPの取材に対し「見る分には魅惑的で、圧倒的で、美しいわ。でも火山灰のせいで使えなくなった農場のことを思うと、胸が痛むわ。火山はアイスランドの美しい景観だけれど、灰のせいで人々は仕事を失いつつある」と複雑な表情を見せた。
ライブカメラはもともと地元住民向けに、災害が切迫しているかどうかを確認できるようにする目的で設置された。
地元のある警官は、カメラが世界中に噴火の模様を生中継してくれるので「(情報収集のための)電話に応対する必要がなくなった」と語った。(c)AFP
【参考】エイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山噴火を生中継するライブカメラ