【4月21日 MODE PRESS】東京・新宿の文化学園で20日、新人デザイナーを対象としたファッションコンテスト第84回「装苑賞」の公開審査会が開かれ、西角真美(Mami Nishikado)が装苑賞を受賞した。

 西角は、洋服の楽しさや驚きあるものづくりをという思いから、「アート ファッション」をコンセプトに作品を制作。ブルーとホワイトのストライプの生地で統一した3体を披露した。素材には、2ウェイのニットと、芯となる反射布という性質の異なるものをはぎ合わせ、カラダのバランスやメリハリを強調した。

 審査員全員一致での受賞について、デザイナーの滝沢直己(Naoki Takizawa)は「身体と服がフィットしていて、ずば抜けて美しく、着やすそうで楽しそう」とコメント。そのほか「洋服を身にまとうことを考えてよくできている:山本里美(Limi Yamamoto)」、「人の好みを超える美しさを感じました:岩谷俊和(Toshikazu Iwaya)」など、着る服としての完成度の高さと軽やかな美しさが高評価への鍵となった。

 受賞について西角は「本当に嬉しく、光栄に思います」と喜びのコメント。今回の作品素材となったニットについて、「ニットに無限の可能性を感じているので、これからも使い続けていきたい」と話したほか、服作りにおいて「楽しさを感じること」を大切にしていると話した。

 西角には、賞状とトロフィー、賞金100 万円、シャンブル・サンディカル・ド・ラ・クチュール・ パリジェンヌ洋裁学校へのパリ留学資格をはじめ、パリ往復航空チケット、今後の活動のサポートとなる多数の副賞が贈られた。の時代で、2010年代を自分たちの世代にしてください」など、受賞者も含めた候補者へメッセージを送った。(c)MODE PRESS

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