イラク南部の古代遺跡ツアー、6月開始へ
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【4月20日 AFP】戦争で荒廃したイラク南部のメソポタミア地域にある古代遺跡の周辺を、観光客が歩きまわる時がまもなくやってくるだろう――。フランスの文化・宗教関連ツアー専門の旅行会社テール・アンティエール(Terre Entiere)が18日、同国ナシリヤ(Nasiriyah)に子会社をオープンさせ、同地域への旅行者呼び込みを本格的に開始した。
テール・アンティエールのトップを務めるユベル・デバッシュ(Hubert Debbash)氏は、「ナシリヤへの第1回目の旅行を、6月6~14日に開催する。9月からは3週間に1回ずつ、定期的に行っていく予定だ」と語った。
バグダッド(Baghdad)からの陸路はまだ安全とは言えないため、ツアー参加者は空路クウェートに入り、陸路で国境を越えて約370キロ離れたナシリヤに向かう。9日間のツアー料金は、2500ユーロ(約31万円)。
同社は、今年の目標として100人のツアー参加を掲げているが、来年には500人まで増やしたい意向だ。ツアー参加者は20人のグループとなって、考古学者付き添いのもと、旧約聖書の預言者アブラハム(Abraham)の生誕地とされるウル(Ur)に向かう。
「カルデアのウル(Ur of the Chaldees)」とも呼ばれるウルは、シュメール文明の中心都市の1つで、紀元前4世紀にアレクサンダー大王(Alexander the Great)に征服されるまで重要な都市として栄えていた。
その名残の1つが、ジグラット(神殿)だ。紀元前2113年に建造されたものだが保存状態は良い。この時代、ジグラットは首都行政の中心施設の一部であった。
ツアー参加者は、近隣のバビロン(Babylon)や世界最古のエコシステムとして知られる同地域の湿地帯なども訪れる予定となっている。(c)AFP/Sammy Ketz
テール・アンティエールのトップを務めるユベル・デバッシュ(Hubert Debbash)氏は、「ナシリヤへの第1回目の旅行を、6月6~14日に開催する。9月からは3週間に1回ずつ、定期的に行っていく予定だ」と語った。
バグダッド(Baghdad)からの陸路はまだ安全とは言えないため、ツアー参加者は空路クウェートに入り、陸路で国境を越えて約370キロ離れたナシリヤに向かう。9日間のツアー料金は、2500ユーロ(約31万円)。
同社は、今年の目標として100人のツアー参加を掲げているが、来年には500人まで増やしたい意向だ。ツアー参加者は20人のグループとなって、考古学者付き添いのもと、旧約聖書の預言者アブラハム(Abraham)の生誕地とされるウル(Ur)に向かう。
「カルデアのウル(Ur of the Chaldees)」とも呼ばれるウルは、シュメール文明の中心都市の1つで、紀元前4世紀にアレクサンダー大王(Alexander the Great)に征服されるまで重要な都市として栄えていた。
その名残の1つが、ジグラット(神殿)だ。紀元前2113年に建造されたものだが保存状態は良い。この時代、ジグラットは首都行政の中心施設の一部であった。
ツアー参加者は、近隣のバビロン(Babylon)や世界最古のエコシステムとして知られる同地域の湿地帯なども訪れる予定となっている。(c)AFP/Sammy Ketz