【4月16日 AFP】中央アジア・キルギスの政変で事実上失脚したクルマンベク・バキエフ(Kurmanbek Bakiyev)大統領は15日、大統領を辞任し、隣国カザフスタンに出国した。キルギス暫定政府が明らかにした。

 暫定政府のスポークスマンによると、バキエフ氏は逃亡先だった南部ジャララバード(Jalalabad)から軍用機で出発し、同日夜にカザフスタン南部のタラズ(Taraz)に到着した。バキエフ氏の次の移動先については不明だという。

 暫定政府は、バキエフ氏から辞表を受け取ったことも明らかにした。今後は、同氏をキルギスまたは国際法廷で裁判にかけたい意向だ。

 同氏の突然の出国は、緊迫する情勢を和らげるべく、米露の協力のもとで行われたと見られる。

 暫定政府は、バキエフ氏の側近や親族の逮捕に着手しており、バクイトベク・カリエフ(Baktybek Kaliyev)元国防相がキルギス南部で逮捕されたとの情報もある。(c)AFP/Tolkun Namatbayeva