痛みを通して魂の浄化を、ヒンズー教の祭り インド
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【4月15日 AFP】インド東部西ベンガル(West Bengal)州の村にあるヒンズー教寺院で14日、太い鉄串を舌に刺して魂を清めようとする祭りが行われ、見物の下層カーストの人びとが大勢集まった。
コルカタ(Kolkata)から80キロ、村の小さな寺院に詰めかけた約1000人もの観衆が集まったこの儀式は、「残虐な行為」として当局からは非難されている。この祭りはシバ・ガジャン(Shiva Gajan)と呼ばれる。信者たちは、痛みに耐えればヒンズー教の破壊の神シバ(Shiva)が許しを与えてくれると信じている。
ベンガル地方の大晦日に始まるこの儀式に参加するヒンズー教徒たちは、痛みによって魂が浄化され、高いカーストに上がることを願っている。インド社会ではこの階級制度の影響力を廃する努力が積み重ねられてきたが、下層カーストに属するヒンズー教徒は現在も依然、激しい差別に直面している。
当局は舌に棒を突き刺す行為は重傷を負ったり、死に至る感染症にかかったりするおそれがあるとしているが、祭りの主催者たちは意に介さない。「どのようにやればよいかは祖先から受け継いできた。これまでに感染症を起こした者などいない」というのがその言い分だ。
体を痛めつける儀式にはほかにも、鉄の鉤(かぎ)を肌にぶらさげる、高い台から飛び降りる、太鼓の演奏による熱狂の中、焚き火の上に逆さ吊りになるといった行為がある。
この日は3年に1度訪れるヒンズー教の祭典「クンブメーラ(Kumbh Mela、「水差し祭り」の意)でもあり聖なる川、ガンジス(Ganges)川では裸体に灰を塗った苦行者数百人に続き、数百万人もの巡礼者たちが罪を洗い流すために沐浴(もくよく)した。(c)AFP
コルカタ(Kolkata)から80キロ、村の小さな寺院に詰めかけた約1000人もの観衆が集まったこの儀式は、「残虐な行為」として当局からは非難されている。この祭りはシバ・ガジャン(Shiva Gajan)と呼ばれる。信者たちは、痛みに耐えればヒンズー教の破壊の神シバ(Shiva)が許しを与えてくれると信じている。
ベンガル地方の大晦日に始まるこの儀式に参加するヒンズー教徒たちは、痛みによって魂が浄化され、高いカーストに上がることを願っている。インド社会ではこの階級制度の影響力を廃する努力が積み重ねられてきたが、下層カーストに属するヒンズー教徒は現在も依然、激しい差別に直面している。
当局は舌に棒を突き刺す行為は重傷を負ったり、死に至る感染症にかかったりするおそれがあるとしているが、祭りの主催者たちは意に介さない。「どのようにやればよいかは祖先から受け継いできた。これまでに感染症を起こした者などいない」というのがその言い分だ。
体を痛めつける儀式にはほかにも、鉄の鉤(かぎ)を肌にぶらさげる、高い台から飛び降りる、太鼓の演奏による熱狂の中、焚き火の上に逆さ吊りになるといった行為がある。
この日は3年に1度訪れるヒンズー教の祭典「クンブメーラ(Kumbh Mela、「水差し祭り」の意)でもあり聖なる川、ガンジス(Ganges)川では裸体に灰を塗った苦行者数百人に続き、数百万人もの巡礼者たちが罪を洗い流すために沐浴(もくよく)した。(c)AFP