【4月14日 AFP】インド各地で13日、シーク教徒の祭典「ワールド・ターバン・デー(World Turban Day)」の催しが行われた。

 祭典の目玉は、シーク教の聖地、北部アムリツァル(Amritsar)で行われたターバン巻きコンテストだ。数百人の男性シーク教徒が約8メートルのターバンを頭に巻く早さと、巻き上がりの美しさを競った。

 シーク教の長老によると、「ワールド・ターバン・デー」は、欧米社会に暮らす教徒らにシーク教の教理を思い起こさせるために始まった。若い世代のシーク教徒にも、教義に反する断髪を止め、ターバンの意義を知って欲しいのだという。

 シーク教では、ターバンを頭部に巻くことのほかにも、金属製の腕輪をつけ、キルパンと呼ばれる小刀、くしを携帯し、綿の下着を身に着けることが定められている。

 一方、インディラ・ガンジー(Indira Gandhi)首相(当時)が1984年にシーク教徒の警護隊員2人によって暗殺された際には、報復で数千人のシーク教徒が殺害され、安全のために多くのシーク教徒がターバンを外し、ひげをそり落とすなどした。(c)AFP