【4月8日 AFP】フランスのカーラ・ブルーニ(Carla Bruni-Sarkozy)大統領夫人は7日、ラジオ番組に出演し、夫のニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領との結婚生活が危機に瀕しているという報道について、取るに足らないうわさであり、2人に対する策略にもならないと話した。夫人がこのうわさについて公の場で話したのは初めて。

 ヨーロッパ1(Europe 1)のインタビュー番組に出演したカーラ夫人は、「取るに足らない無意味なうわさで、私たちはめくじらをたてるつもりはありません。もちろん良い気持ちはしませんが、大きな問題ではありません」と話した。

 策略ではないとすれば、大統領の通信顧問であるピエール・シャロン(Pierre Charon)氏が警察の捜査に応じ、うわさの背景に外国の実業家がいると示唆したのは何故かと番組で尋ねられたカーラ夫人は、「ピエール・シャロンは友情に駆られてそう話したのでしょう。彼はわたしたち夫婦よりもこの件を深刻に受け止めたのだと思います」と話した。

■前法相も関与?本人は強く否定

 仏各紙は前週、うわさの拡散に関与した人物として前法相のラシダ・ダチ(Rachida Dati)欧州議会(European Parliament)議員を挙げていたが、カーラ夫人は「ラシダ・ダチがうわさを広めたという話も、新しいうわさです。だからわたしは信じない。彼女はいまもわたしたちの友人です」と話した。

 ダチ議員も、うわさを広めたとされることについて憤りを示し、中傷行為であり、法的手段も辞さないとしている。

 2人の結婚生活のうわさについては前月、取材源不明の記事がフランスのインターネットサイトに掲載されたのに続いて、ベルギーと英国、ドイツ、スイスの欧州各紙でも報じられていた。ここ数週間フランスの政界やマスコミ関係者の間でうわさになっていたが、ジャーナリストらが米マイクロブログ「ツイッター(Twitter)」に書き込み、日曜日発行の仏週刊紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ(Journal du Dimanche)電子版のブログにも書き込まれたことから、一気に明るみに出た。(c)AFP/Dave Clark