【4月3日 AFP】シャープ(Sharp)は2日、専用の眼鏡を掛けずに3D(立体)映像を楽しめる液晶タッチパネルを発表した。9月までに生産を開始する計画だ。

 3D映像を見るためには通常、専用の眼鏡が必要だが、シャープが開発したディスプレーでは眼鏡かけずに約30センチ離れた距離から3D映像を見ることができる。

 シャープによると、量産の最初の段階ではタッチパネル機能がないディスプレーを生産するが、将来的には携帯電話やデジタルカメラ、デジタルフォトフレーム、ゲーム機などに応用可能だという。

 正式な発表はされていないものの、来春発売されるとみられている任天堂(Nintendo)の新型携帯ゲーム機にシャープが3Dディスプレーを供給するのではないかとの憶測が出ている。(c)AFP