【3月18日 AFP】(写真追加)17日に開かれた米議会公聴会で、来日した際に新幹線に乗った経験のある議員が、「まるでビデオゲームの中にいるようだった」とその速さを称賛した。

 2年前に新幹線で名古屋から東京まで移動した経験のあるドン・マンズーロ(Don Manzullo)下院議員は「ビデオゲームのようだった。あなた方も一度経験すべきだ」と語った。

 米下院外交委員会のエニ・ファレオマバエガ(Eni Faleomavaega)小委員長は「公共交通システムについては、日本はわれわれの100年先を行っている。50年前には時速200キロを達成していた。それに引き替えわれわれはどうだ」と両国を比較した。

 これに対しエド・ロイス(Ed Royce)下院議員は、人口やその密度、地理的状況などから、公共交通は日本にとって「非常に理にかなっている」が、米国にとってはかならずしもそうではないと反論。「インフラを議論する際には経済的メリットを考慮する必要がある」と釘を刺した。(c)AFP