【3月17日 AFP】レゲエの神様ボブ・マーリー(Bob Marley)の息子キマーニ・マーリー(Ky-Mani Marley)さん(34)が自著「Dear Dad(親愛なる父さん)」で、長年にわたって義母により父親の遺産を奪われ続けたと主張し、遺族間の緊張が高まる気配を見せている。
 
 同著は、ボブ・マーリーが生誕65年を迎えた前月6日に発売された。

 しかし、キマーニさんは本の内容のせいで家族の間でいさかいが起こるかもしれないと思い直し、出版を延期し内容に手を加えようとしたが叶わなかった。

 すると、キマーニさんと編集者ファラ・グレイ(Farrah Gray)さん(24)が本の信ぴょう性をめぐって争うようになった。

 米国とジャマイカ、両国のメディアに対し、双方とも法廷で争うと話していたが、16日までに両者の間で和解が成立した。

 キマーニさんはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「マイスペース(MySpace)」上で「この本は家族を攻撃するものではない。誰も思いもよらないほど、わたしは兄弟や姉妹のことを愛している」と弁明した。

 本の表紙には「マーリーの遺族にとっては知られたくない物語」と書かれている。しかし16日の出版社側とキマーニさんの合意により、第2版からはこの文言は削除されることになった。

 キマーニさんは本の中で、マーリーの妻リタ(Rita)さんのせいで、キマーニさんが父親の遺産を受け継ぐことができなかったと書いた。また、リタさんはマーリーと6人の女性との間にできた子どもたちに対する資金援助を拒否し、自分とマーレーとの子どものために遺産を守ろうとしたとも主張している。(c)AFP