【3月12日 AFP】2月に引退した大相撲の元横綱朝青龍(Asashoryu、本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、Dolgorsuren Dagvadorj、29)は11日、モンゴルに帰国して開いた記者会見で、今年の初場所中に一般人に対して暴行をはたらいたと報じられている問題について、「暴行は一切していない」と否定した。

「報道されたように人を殴ったことは一切ない」とモンゴル語で述べた朝青龍。日本相撲協会について、「悪口は言いたくないが、気に入らない要求もたくさんあった。あまりにもルールが厳格だった」などと、不満を口にした。

 また、後悔はしていないものの引退は早すぎたとの認識を表明。現役を続けていれば「30回は優勝できた」と豪語した。

 首都ウランバートル(Ulan Bator)で開かれた記者会見には約100人の記者がつめかけたが、日本人記者からの質問は受け付けなかった。(c)AFP