【3月10日 AFP】(14日写真追加)スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は9日、所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)が国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)の親善大使に任命されたと発表した。

 バルセロナは「メッシは、特にぜい弱な子供たちの援助に取り組むことになっています。またメッシは、ユニセフと共に子供の人権を支援する一連の活動に参加していきます」と声明を発表している。

 2009年のFIFA年間最優秀選手(FIFA World Player of the Year)であるメッシは、バルセロナの選手として初めて同親善大使を務める。

 メッシは、イングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)、コロンビア人歌手のシャキーラ(Shakira)、米国人女優のミア・ファロー(Mia Farrow)、プエルトリコ出身のラテン・ポップ歌手のリッキー・マーティン(Ricky Martin)と同じ役割を担う。

 現欧州王者のバルセロナは、2006年7月からユニセフと5年間のパートナーシップ契約を結び、ユニホームにユニセフのロゴを付けている。

 スペイン・ナバラ大学(University of Navarra)が発表した研究で、メッシは2年連続で最も媒体価値のあるサッカー選手に挙げられている。なお、2位はレアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)、3位はマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)だった。(c)AFP