【3月9日 AFP】赤ワイン、ビール、または蒸留酒を1日あたりグラス2杯飲む女性は、全く飲まない女性よりも体重が増えにくいとする研究結果が、8日の米内科学会誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン(Archives of Internal Medicine)」に掲載された。

 米ボストン(Boston)のブリガム婦人科病院(Brigham and Women's Hospital)の研究チームは、39歳以上の標準体重の女性1万9000人以上を対象に、アルコール飲料の1日あたりの摂取量を尋ね、その後13年にわたり体重を調べた。

 摂取量について最も多かったのは「一滴も飲まない」で、全体の38%の7346人だった。次に多かったのは「ワイン約47.2ミリリットルとビール約113ミリリットルを飲む」で、全体の33%程度の6312人だった。

 13年間の追跡調査の結果、体重が最も増えたのは「一滴も飲まない」グループで、体重が最も増えなかったのは「1日2杯飲んだ」グループだった。

 調査対象となった赤ワイン、白ワイン、ビール、スピリッツのなかで、最も体重の増え幅が小さかったのは赤ワインだった。しかしほかの3つにも同様に、「アルコール摂取量と過体重・肥満リスク」の「逆相関」が見られた。

 だが研究者らは、「アルコール摂取には医学的な問題および精神・社会的な問題が絡んでいる可能性があるため」、アルコール飲料を肥満対策ツールとして推奨することには慎重な態度を示している。(c)AFP