【2月21日 AFP】(写真追加、一部訂正)インドネシアの野生動物保護当局は20日までに、ジャカルタ(Jakarta)郊外の住宅に強制捜査に入り、成体のトラ5頭を保護した。

 ほかにも、大型のオウム12羽とゴクラクチョウ4羽も見つかった。インドネシア自然資源保護局のArief Toengkagie局長は、「住宅内で個人がペットとしてこれらの動物を飼育することは違法とされている。有罪となれば最高で禁固5年が言い渡されることになるだろう」と語った。

 保護されたトラはスマトラトラとみられる。スマトラトラは野生に400頭程度しか確認されておらず、絶滅が危惧(きぐ)されている。(c)AFP