【2月18日 AFP】前週、米インターネット検索大手グーグル(Google)がメールサービス「Gmail」の新たな目玉として立ち上げたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「Google Buzz」について、カナダの個人情報保護を監督するプライバシー・コミッショナーが17日、同国のプライバシー法に抵触していると糾弾した。

 ジェニファー・ストッダート(Jennifer Stoddart)コミッショナーは「プライバシーの侵害ではないかと、多くの苦情や抗議が寄せられている。わが国のプライバシー法の要件を満たしているかどうか疑問だ」と声明を発表した。

 ユーザーが知らないうちにGoogle BuzzのSNS上で、Gmailやチャットでやりとりしたことのある相手の「フォロワー」のグループに入れられていたといった苦情や、この「フォロワー」のリストが勝手に公開されてしまうという問題が指摘されている。

 同長官はグーグルに対し、カナダで新製品やサービスを立ち上げる際には、カナダの法律に準拠するよう改めて要請したが、グーグル側はプライバシー・コミッショナーには新製品について定期的に説明を行い、コミッショナーからそれに関する回答も得ているとしている。グーグルでは謝罪声明で、Buzzに当初組み込まれていたプログラムを改善したと発表した。改善に関するストッダート氏の見解はまだ発表されていない。

 Gmailには世界で1億4600万人のユーザーがいる。(c)AFP