【2月18日 AFP】トルコサッカー連盟(Turkish Football FederationTFF)は17日、公式ホームページ上でフース・ヒディンク(Guus Hiddink)氏と2年契約を結んだと発表した。契約には2年間の延長オプションが含まれている。

 契約期間はロシア代表との契約が終了して1か月後の8月からで、これまで多くのクラブチームや代表チームを率いた63歳のヒディンク氏は、サッカー欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)予選からトルコ代表を率いる。

 現在ロシア代表で指揮を執っているヒディンク氏は、代表チームではこれまでにオランダ、韓国、オーストラリアを率いており、W杯では1998年大会にオランダを、2002年大会では韓国をともに準決勝まで導いた。

 欧州選手権2008(Euro 2008)でロシアを準決勝に導いたヒディンク監督だったが、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州予選ではプレーオフでスロベニアに敗れ、本大会出場権を逃している。

 1990-91シーズンにトルコリーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)で監督を務め、ロシア代表との兼任で指揮を執ったイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)ではFAカップ2008-09(FA Cup 2008-09)を制しているヒディンク監督は、今回の決定を前に数々のクラブチームや代表チームへの就任のうわさが立っていた。(c)AFP