<senken h 100>「旭化成・中国ファッションデザイナークリエイティブ大賞」
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【2月17日 senken h】昨年11月7日、中国北京市において第5回「旭化成・中国ファッションデザイナークリエイティブ大賞(旭化成中国大賞)」の授賞式およびファッションショーが行われた。 経済の急成長とともにファッションへの関心も高まりつつある中国。旭化成は世界オンリーワンの素材「ベンベルグ」を訴求することで、中国のファッション産業をサポートする。
旭化成中国大賞は、中国のファッションの高級化を志向しトップデザイナーの育成を目指す目的で07年11月にスタートした。業界で活躍している中国トップ10ファッションデザイナーの中から選考するハイレベルなデザイナーコンテストで、3月と11月の年2回、中国インターナショナルファッションウィーク(北京コレクション)の期間中に開催される。
第5回の大賞は劉洋氏が受賞した。劉洋氏は98年に中国ファッションデザイナーの最高栄誉賞である「金頂賞」を受賞するなど、その実力は中国でトップクラス。広州やニューヨークを拠点に婦人服「劉洋」(Liu Yang)を手がける一方、中国大手カジュアルブランドのチーフデザイナーや中国ファッションデザイナー協会の副主席として幅広く活躍する。今回、中国独特の優雅を内面から伝える服作りで大賞を獲得した。「月宴」と題したショーではブルーを基調にエレガントで軽やかなドレススタイルを見せ、会場は熱気に包まれた。3月には第6回受賞者の張義超氏によるファッションショー「2010/11秋冬ベンベルグコレクション」の発表が予定されている。
旭化成は「ケミカル・繊維」「住宅・建材」「医薬・医療」「エレクトロニクス」の4つの事業領域で、日本のみならず世界各地で事業を幅広く展開。「旭化成中国大賞」は持株会社である旭化成とその繊維事業会社である旭化成せんいが主催している。 ベンベルグは、コットンから生まれた再生セルロース繊維「キュプラ」の、旭化成せんいのブランド名だ。世界のトップブランドで最高級裏地として採用されているだけでなく、高機能性とエコロジー性という素材特性を生かし、ファッション衣料をはじめインナーウエア、スポーツウエア、寝装分野などさまざまな用途分野で製品化されている。
■劉洋氏 インタビュー「東洋の繊細さと西洋のロマンチック性を融合」
−服作りで重視していることは。
東洋の繊細さと西洋のロマンチック性をバランス良く融合させることです。そして表面的でなくしっかりと内側からメッセージを表現すること。さらに素材の選択もとても大きな要素です。
−今回の作品について。
月宴をテーマに、中国の持つ優雅さ、やさしさの表現をねらいました。世の中が賑やかになり、女性の持つ優雅や静けさが減る中で、必要とされているものです。中国古来の青い陶器をイメージし、水墨画のような静かな色使い、質感やシルエットに注意しながら作りました。 中国の伝統文化を研究するだけでなく、ニューヨークや欧州のファッション都市で文化を吸収するなど、国際的な経験を服作りに生かすことを意識しています。一見すると国際化された現代服のようですが、内部に中国の精神がうかがえる私らしい作品ができたと思います。
−ベンベルグを使った感想は。
以前も使ったことがありますが、コットンから生まれた環境にやさしい再生セルロース繊維で、快適で完成度が高く、世界でも一流の裏地です。私は国際デザイナーとして、エコロジーを強く意識しているので、今回のショーでこの素材を用いた作品を発表できるのは、大変有意義なことです。
−中国のファッション業界の現状は。
今まさに発展中です。中国には長い歴史や文化、海外から学ぼうという積極性、勤勉さもあるため、将来性は高いと思います。これからはもっとデザインに独自性が必要で、素材の活用を工夫するなど、デザイナーの多様化が進めばと考えています。
−今後の活動について。
かつて私があこがれたように、後輩デザイナーに対して影響を与えられる作品に挑み続けたいです。将来はメンズを立ち上げ、ネット販売も行う計画です。約20年前、コンテスト受賞式に私が長髪で参加すると周囲が驚いたように、中国メンズ業界は保守的でした。しかし、最近はインターネットの普及で、ファッション好きな男性が増えており、大きな市場性があると見ています。(c)senken h
【関連情報】
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◆旭化成 公式サイト
旭化成中国大賞は、中国のファッションの高級化を志向しトップデザイナーの育成を目指す目的で07年11月にスタートした。業界で活躍している中国トップ10ファッションデザイナーの中から選考するハイレベルなデザイナーコンテストで、3月と11月の年2回、中国インターナショナルファッションウィーク(北京コレクション)の期間中に開催される。
第5回の大賞は劉洋氏が受賞した。劉洋氏は98年に中国ファッションデザイナーの最高栄誉賞である「金頂賞」を受賞するなど、その実力は中国でトップクラス。広州やニューヨークを拠点に婦人服「劉洋」(Liu Yang)を手がける一方、中国大手カジュアルブランドのチーフデザイナーや中国ファッションデザイナー協会の副主席として幅広く活躍する。今回、中国独特の優雅を内面から伝える服作りで大賞を獲得した。「月宴」と題したショーではブルーを基調にエレガントで軽やかなドレススタイルを見せ、会場は熱気に包まれた。3月には第6回受賞者の張義超氏によるファッションショー「2010/11秋冬ベンベルグコレクション」の発表が予定されている。
旭化成は「ケミカル・繊維」「住宅・建材」「医薬・医療」「エレクトロニクス」の4つの事業領域で、日本のみならず世界各地で事業を幅広く展開。「旭化成中国大賞」は持株会社である旭化成とその繊維事業会社である旭化成せんいが主催している。 ベンベルグは、コットンから生まれた再生セルロース繊維「キュプラ」の、旭化成せんいのブランド名だ。世界のトップブランドで最高級裏地として採用されているだけでなく、高機能性とエコロジー性という素材特性を生かし、ファッション衣料をはじめインナーウエア、スポーツウエア、寝装分野などさまざまな用途分野で製品化されている。
■劉洋氏 インタビュー「東洋の繊細さと西洋のロマンチック性を融合」
−服作りで重視していることは。
東洋の繊細さと西洋のロマンチック性をバランス良く融合させることです。そして表面的でなくしっかりと内側からメッセージを表現すること。さらに素材の選択もとても大きな要素です。
−今回の作品について。
月宴をテーマに、中国の持つ優雅さ、やさしさの表現をねらいました。世の中が賑やかになり、女性の持つ優雅や静けさが減る中で、必要とされているものです。中国古来の青い陶器をイメージし、水墨画のような静かな色使い、質感やシルエットに注意しながら作りました。 中国の伝統文化を研究するだけでなく、ニューヨークや欧州のファッション都市で文化を吸収するなど、国際的な経験を服作りに生かすことを意識しています。一見すると国際化された現代服のようですが、内部に中国の精神がうかがえる私らしい作品ができたと思います。
−ベンベルグを使った感想は。
以前も使ったことがありますが、コットンから生まれた環境にやさしい再生セルロース繊維で、快適で完成度が高く、世界でも一流の裏地です。私は国際デザイナーとして、エコロジーを強く意識しているので、今回のショーでこの素材を用いた作品を発表できるのは、大変有意義なことです。
−中国のファッション業界の現状は。
今まさに発展中です。中国には長い歴史や文化、海外から学ぼうという積極性、勤勉さもあるため、将来性は高いと思います。これからはもっとデザインに独自性が必要で、素材の活用を工夫するなど、デザイナーの多様化が進めばと考えています。
−今後の活動について。
かつて私があこがれたように、後輩デザイナーに対して影響を与えられる作品に挑み続けたいです。将来はメンズを立ち上げ、ネット販売も行う計画です。約20年前、コンテスト受賞式に私が長髪で参加すると周囲が驚いたように、中国メンズ業界は保守的でした。しかし、最近はインターネットの普及で、ファッション好きな男性が増えており、大きな市場性があると見ています。(c)senken h
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