【2月14日 AFP】(写真追加)カリブ海の英領モントセラトで、スフリエヒルズ(Soufriere Hills)火山が再び噴火し、火山灰を噴き上げている。

 現地のクリケット協会会長は、モンセラト付近のアンティグア(Antigua)島に滞在するAFP記者に対し、11日にスフリエヒルズ火山が噴火し、煙や火山灰が上空10キロの高さまで噴出したと語った。同会長は、住民の多くがマスクをつけて外出していると説明した。学校の授業や政府関連事務所の業務は、通常通り行われているという。

 スフリエヒルズ火山が1995年7月に有史以来初めて噴火した際には、大量の火山灰やマグマが噴出。政庁プリマス(Plymouth)が破壊され、島民の約3分の2が島外へ避難する事態となった。(c)AFP/Colin James



【関連記事】NASA、国際宇宙ステーションから撮影した火山画像を公開