【2月12日 AFP】(一部更新)通信機器大手の米モトローラ(Motorola)は11日、2011年1~3月をめどに、携帯電話・家庭用機器分野と業務用機器分野の2社に会社を分割すると発表した。

 競争激化で赤字が続いている携帯機器分野を黒字の家庭用機器に統合。その一方で、収益の安定している業務用機器を別会社とする。両社ともモトローラのブランドを継続使用する。

 携帯電話・家庭用機器分野の新会社のCEOには、現モトローラ共同CEOのSanサンジャイ・ジャー(Sanjay Jha)氏が就任し、携帯電話やテレビのセットトップボックスなどのホームエンターテインメント技術の製品を扱う。

 一方、業務用機器分野の新会社はグレッグ・ブラウン(Greg Brown)CEOが統括し、企業向けのモバイルソリューションやネットワークビジネスの製品を扱うとしている。(c)AFP