【2月6日 AFP】イラク中部のイスラム教シーア派の聖地カルバラ(Karbala)で5日、シーア派の宗教行事を終えて帰路についていた巡礼者を狙った攻撃があり、同州の保健当局によると41人が死亡、144人以上が負傷した。

 この日は680年にスンニ派カリフの軍勢に殺されたシーア派の3代目イマーム(指導者)、フセイン(Hussein)を追悼する宗教行事アルバイン(Arbaeen)の最終日だった。今年のアルバインには100万人を超える人が訪れていた。

 地元警察は大勢の巡礼者に迫撃砲が撃ち込まれたと発表したが、あるイラク内務省当局者は、自動車を使った2件の爆弾攻撃で死者が出たと語った。現場は封鎖されたためAFPの記者が近づくことはできなかった。

 地元知事はサダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領時代の支配政党バース党(Baath Party)の支援を受けた国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の犯行だと語った。

 カルバラではここ数日、自爆攻撃が相次いで巡礼者数十人が死亡していたため、警察官と兵士合わせて約3万人が警戒に当たっていた。(c)AFP/Abdelamir Hanun