【2月4日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)は4日、アクセルペダルの不具合により米国などで数百万台に及ぶ大規模リコール(無償の回収・修理)が生じた問題で、2010年3月期の連結決算に約1800億円の関連費用を計上すると発表した。

 記者会見した伊地知隆彦(Takahiko Ijichi)専務によると、「アクセルペダルの問題については影響を織り込み」、リコール関連費用や販売台数の減少によって見込まれる1800億円の収益減少を計上する。

 一連のリコールで安全面における信頼に傷がついたトヨタだが、一方で同期の最終損益は赤字だった当初予想から、800億円の黒字に上方修正した。

 アクセルペダルが戻りにくくなったり、フロアマットに引っかかる恐れがあるとして、全世界でトヨタがリコールした台数は、09年の年間販売台数にほぼ等しい合計800万台に達した。

 一方、ハイブリッド車「プリウス(Prius)」の最新モデルのブレーキについても日米で苦情が寄せられていることが明らかになり同日、トヨタは緊急会見を開いた。

 品質保証担当の横山裕行(Hiroyuki Yokoyama)常務役員は、「ペダルを踏み増せば安全にクルマは止まることができる」が、「なんらかの方策を検討し、なるべく早い時期に結論出したい」と述べた。プリウスのリコールについては明らかにしなかった。

 プリウスのブレーキの不具合問題については、09年度決算に影響を織り込んでいない。(c)AFP