【2月3日 AFP】第82回アカデミー賞ノミネートが2日、米カリフォルニア(California)州ビバリーヒルズ(Beverly Hills)で発表された。ここでは、今回のノミネートにまつわるトリビアを見てみよう。

■『カールじいさんの空飛ぶ家(Up)』

 ピクサーが手がけた同作品は、1992年の『美女と野獣(Beauty and the Beast)』以来、アカデミー賞作品賞にノミネートされた史上2本目のアニメ作品となった。家に風船をくくりつけ南米へと旅する老人を描いたこの映画は、長編アニメ賞にもノミネートされている。受賞となれば、『レミーのおいしいレストラン(Ratatouille)』と『ウォーリー(WALL-E)』に続き、ピクサーが3連勝を飾ることになる。

■メリル・ストリープ(Meryl Streep

『ジュリー&ジュリア(Julie & Julia)』で16度目のオスカーノミネートを果たし、俳優部門のノミネート最多記録を更新した。60歳のストリープの後に続くのは、12回のノミネートを誇るキャサリン・へプパーン(Katharine Hepburn)とジャック・ニコルソン(Jack Nicholson)。

■キャスリン・ビグロー(Kathryn Bigelow

 アカデミー賞監督賞にノミネートされた史上4人目の女性監督。受賞すれば、女性としては史上初となる。

 これまでノミネートされた女性監督は、『セブン・ビューティーズ(Seven Beauties)』(1976年)のリナ・ウェルトミューラー(Lina Wertmuller)、『ピアノ・レッスン(The Piano)』(1993年)の ジェーン・カンピオン(Jane Campion)、『ロスト・イン・トランスレーション(Lost In Translation)』(2003年)のソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)の3人。

 元夫であるジェームズ・キャメロン(James Cameron,)監督もノミネートされているが、ビグロー監督が本命とみられている。

■SF

 5本から10本への作品賞ノミネート数の増加は、アカデミー賞では歴史的に評価されてこなかったSF作品のファンにとって吉報となり、『アバター(Avatar)』と『第9地区(District 9)』の2本が作品賞にノミネートされた。これまで同部門にノミネートされたSF作品は『E.T.(E.T. the Extra-Terrestrial)』と『スター・ウォーズ(Star Wars)』の2本で、SF作品の歴代ノミネート本数が2本から4本に一気に倍増した。

■初お目見え

 俳優部門でノミネートされた20人中、初めてオスカーにノミネートされたという俳優は12人。ジョージ・クルーニー(George Clooney)、モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)、ペネロペ・クルス(Penelope Cruz)、ヘレン・ミレン(Helen Mirren)、メリル・ストリープの5人は受賞経験がある。(c)AFP