【1月29日 AFP】富士通(Fujitsu)の米子会社が、米アップル(Apple)が発表したタブレット型コンピューター「iPad(アイパッド)」と同じ商品名をすでに商標登録申請していたことが分かった。

 富士通広報が29日、明らかにしたところによると、富士通の「iPad」は店頭で在庫管理などができる小売業者向けの電子端末で、2002年から米国内で販売を開始。2003年3月に商標登録を申請したという。登録はまだ受理されていないが、商標権をめぐって今後、富士通とアップルが争う可能性もある。

 アップルは27日、米サンフランシスコ(San Francisco)でメディアイベントを開き盛大に「iPad」を発表したばかり。これについて富士通は、事実関係を確認中でアップルへの対応は未定だと話している。(c)AFP