【1月21日 AFP】NTTドコモ(NTT DoCoMo)は21日、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(Sony Ericsson)製の多機能携帯電話(スマートフォン)「Xperia(エクスペリア)」を4月に発売すると発表した。

 すでに飽和気味の日本の携帯電話市場で、国内ではソフトバンク(Softbank)が展開する米アップル(Apple)のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」に真っ向から巻き返しを挑む。

 山田隆持(Ryuji Yamada)NTTドコモ社長は会見で、Xperiaについて音楽、写真、動画などのデータを携帯端末ひとつでシームレスに操れる「新感覚のエンタメマシン」だと紹介した。

 Xperiaは、米グーグルの携帯向け基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」を搭載した4インチ・タッチパネル式の端末。

 友人らと撮ったグループ写真などからでも特定の人物の顔を検索し、その連絡先の表示などができる顔認識機能も付いている。

 またNTTドコモでは、アップルのiTunesストアに似たポータルサイト「ドコモマーケット(DoCoMo Market)」を開設し、コンテンツやアプリケーションを提供する。(c)AFP