【1月20日 AFP】台湾で今月、高血圧症の持病がある42歳の男性が、3DのSF超大作『アバター(Avatar)』を見て過剰に興奮したことが要因とみられる脳卒中で死亡していたことが19日、明らかになった。

 この男性は、台湾北部の新竹(Hsinchu)で同作品を鑑賞中に気分が悪くなり、病院に運ばれた。医師によれば、男性は病院に到着したとき高血圧で意識がなく、スキャナー検査で脳内出血が判明したという。

 医師は、「映画を見て過剰に興奮したことが引き金となり、症状が出たのではないか」と話した。

 男性は11日後に死亡。地元紙、中国時報(China Times)は、『アバター』を見て死亡した人は初めてだと報じている。

 映画に関するブログでは、『アバター』などの3D映画を見た人から、頭痛、吐き気、めまい、目のかすみなどを訴える書き込みが寄せられている。(c)AFP