【1月18日 AFP】英語圏では結婚のときにカップルが欲しいと思う物のリストを作り、そのリストに沿って周りが結婚祝いを贈る「ウェディング・レジストリ」という習慣があるが、英国ではクリスマス後の「離婚シーズン」に、この結婚のためのリストならぬ「離婚のための贈り物リスト」を提案する高級百貨店チェーンが登場し、18日からサービスを開始した。

 このアイデアを打ち出したのは、全英に展開する英百貨店大手デベナムズ(Debenhams)。

「ウェディング・レジストリ」でカップルが挙げるのは、新たに始まる夫婦生活に役立つ品物だが、「ディボース(離婚)・レジストリ」は夫婦の一方が家を出た後に役立ちそうな物を挙げてもらう。

「離婚時には何かとお金がかかる。『離婚のためのプレゼント・リスト』を出してもらえば、親戚や友人たちが、これから離婚しようという人を助けることができる」と同百貨店営業部の担当者。「離婚するということは、結婚生活を送っていた家を出るということ。引っ越す先では必要な物が何もないところから始まりますから」

 デベナムズでは、ベッドリネンやタオル、電子レンジ、プラズマテレビなどを提案している。このサービスを着想したのは、英国で前向きに離婚に臨もうと、「離婚祝いカード」や「離婚パーティー」が人気を集めだしたころだという。

 デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)紙によると、先のクリスマス前にはプレゼント用に、1時間もしくは30分の無料相談を受け付ける「離婚ギフト券」を売り出す法律事務所も現れた。この事務所によると、毎年クリスマスが終わり、1月になると離婚の相談件数が増えるという。(c)AFP

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