【1月15日 AFP】大寒波に見舞われているドイツ・ニュルンベルク(Nuremberg)でこのほど、3人の幼児が幼稚園から突如姿を消し、大捜索が行われたが、幼児たちは「暖かなアフリカに行こうと思って」自分の意思で幼稚園を抜け出したことがわかった。地元警察が14日、明らかにした。

 ニュルンベルク警察によると、5~6歳の「わんばく小僧たち」(警察)は、誰も見ていない瞬間を狙って幼稚園を抜け出した。3人の不在に気づいた先生たちはただちに警察に通報。消防隊や警察ヘリも出動しての大がかりな捜索が行われた。

 2時間後、無事発見された3人は、「寒いドイツを逃れてアフリカ行きの飛行機に乗ろうと思った」と話した。警察発表によれば、「彼らは途中でトリアー通りのおもちゃ屋に『途中降機』することにしたようだ」という。

 ドイツでは前年1月、ハノーバー(Hanover)で6歳と7歳のカップルが駆け落ちしようとしていたことが明らかになり、大きな話題となったが、この時の行き先もアフリカだった。(c)AFP