【1月14日 AFP】(記事更新、写真追加)サッカーアフリカ・ネイションズカップ(アフリカ選手権、African Nations Cup 2010)は13日、グループリーグDの2試合が行われ、ガボンが1-0でカメルーンを破った。

 机上ではアフリカ大陸最強のチームと評価されているカメルーンにとって、ガボンは取りこぼしを許される相手ではなかった。しかし、前半17分にダニエル・クサン(Daniel Cousin)の得点でガボンに先制を許したカメルーンは、インテル(Inter Milan)に所属するサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)を中心に戦ったものの、得点を奪うことができなかった。

 カメルーンは、ディフェンダー(DF)のリゴベル・ソング(Rigobert Song)が史上初となる8度目の大会出場を果たしたが、その歴史的な快挙と引き換えにしてでも、違った結果を手にしたかったに違いない。

 もう1試合では、2004年大会王者のチュニジアとザンビアが1-1で引き分けた。前半19分にザンビアは、ジェームズ・チャマンガ(James Chamanga)の中央突破からヤコブ・ムレンガ(Jacob Mulenga)が得点し先制するも、同40分にチュニジアは、左サイドを突破したユセフ・ムサクニ(Youssef Msakni)のラストパスを受けたズヘイル・ダウアデイ(Zouheir Dhaouadi)が得点し同点に追いついた。(c)AFP