【1月7日 AFP】コスタリカ政府は6日、前日噴火したトゥリアルバ(Turrialba)火山周辺の広範囲で警戒レベルを、「安全」から「注意」レベルに引き上げた。

 標高3328キロメートルの同火山は首都サンホセ(San Jose)郊外40キロにあり、非常事態委員会によると、火山灰の一部は風に乗ってサンホゼ市街まで達している。また現在も火口周辺では余震が続いている。避難範囲は半径3キロから5~6キロに広げられる見込み。住民約50人はすでに避難しているという。

 同火山の最後に起きた大規模な噴火は1856年で、過去3500年に少なくとも5回の大噴火があったとみられている。(c)AFP