【1月3日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)から6か月の期限付きでイタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)に移籍したルカ・トーニ(Luca Toni)が2日、入団会見を行い、ローマは移籍したかった唯一のクラブだったと語った。

 バイエルンで控え選手として扱われ、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督に冷遇されていたトーニは、移籍は先発出場を十分に得るためでも、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)のイタリア代表に選出されるためでもないとも語っている。

 記者会見でトーニは「W杯のチームに選出されるためにここに来たわけではない。ジャッロ・ロッソ(ローマのクラブカラーの「黄色と赤」の意味で、愛称)のために良いプレーをし、できるだけ多くの得点を挙げることを望んでいる。そして、6月にどうなるのかが分かる。代表チームについては本当に補足的なことだ」とコメントした。

 2007-08シーズンにフィオレンティーナ(Fiorentina)からバイエルンに移籍し、31試合で24得点を記録して同シーズンのリーグ戦得点王に輝くなど、チームの優勝に貢献したトーニは、フィオレンティーナとローマで活躍したストライカー、ガブリエル・バティストゥータ(Gabriel Batistuta)氏と比較されることを気にしていない様子を見せている。

 トーニは「フィオレンティーナ在籍時から皆こぞって僕ら2人を比較したけれど、僕はガブリエルの持っていたクラブ記録を破っている。ローマで彼はスクデット(リーグ優勝)を獲得した。ジャッロ・ロッソに何が起こるか楽しみだ。先月、僕との契約を望むチームがいくつかあったが、移籍したかったのはローマだけだった。契約合意のためにがんばったから、今日ここにいることが嬉しい」と話し、ローマ移籍のために苦労を惜しまなかったと明かした。(c)AFP