【12月30日 AFP】政府は30日、経済成長戦略の基本方針を発表した。2020年までに400万人以上の雇用を生み出し、観光、環境、医療分野で100兆円超の需要を創出して経済を活性化し、国内総生産(GDP)の成長率目標を実質2%以上とする。

 今回の成長戦略を実現するための具体的な方策は明かされていないが、6月ごろまでに発表される見込み。

 雇用においては、環境・エネルギー分野で140万人、健康分野で280万人の雇用創出が見込まれる。そのほか、国民の「幸福度」を表す指標を開発するという。

 政府によると、2009年度のGDP見通しはマイナス2.6%。(c)AFP