【12月24日 AFP】パキスタン北西部ペシャワル(Peshawar)で24日、前々日に続いて自爆攻撃が発生し、4人が死亡した。

 爆発が起きたのはペシャワルの繁華街のひとつにあるパキスタン軍野営地内の検問所で、近くには政府庁舎と教会がある。一帯はパキスタンでは少数派のキリスト教徒が住む地区で、クリスマスを祝う準備でにぎわっていた。自爆犯はスチール散弾が詰まったベストを着用していた。

 約250万人が住むペシャワルは、アフガニスタンと国境を接する北西辺境州の州都。米政府は同州を「地球上で最も危険な地域」と呼び、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が多く逃げ込んでいると指摘している。(c)AFP/Lehaz Ali