【12月9日 AFP】英国のチャールズ皇太子(Prince Charles)が、旅行費用として護衛官から3000ポンド(約40万円)近くを借りていたと、9日の英紙インディペンデント(Independent)が報じた。

 皇太子が借りていたのは2744ポンド34ペンス(1ポンド=145円で換算すると39万7929円)で、2007年12月に皇太子公邸クラレンスハウス(Clarence House)からロンドン警視庁(Scotland Yard)へ全額、小切手で返済されたという。

 その前月に、皇太子はカミラ夫人(Camilla、Duchess of Cornwall)を伴ってトルコとウガンダを歴訪しており、このお金はその時に借りたものと考えられるという。

 ロンドン警視庁のスポークスマンは、この件に関してはコメントしなかったものの、「護衛官が担当の要人にお金を貸すことはよくあること」だと話した。

 故ダイアナ妃(Princess Diana)の護衛官だったKen Wharfe氏は、同紙に対し、「王室の方が現金やクレジットカードを持ち歩くことは極めてまれなため、護衛官が代わりに支払うことは日常茶飯事だ」と説明した。「わたしだって、レストランの食事からホテルの宿泊まで、ダイアナ妃の支払いをやってあげたことが何度あったことか」

 クラレンスハウスによると、英政府と納税者が支払う皇太子のための基金は前年、300万ポンド(約4億3000万円)に達した。皇太子が前年にコーンウォール公領から得た個人所得は、1646万ポンド(約24億円)となっている。(c)AFP