【12月7日 AFP】09NFL第13週、アトランタ・ファルコンズ(Atlanta Falcons)対フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)。試合は元ファルコンズのマイケル・ヴィック(Michael Vick)がランとパスで復帰後初となるタッチダウンを決め、イーグルスが34-7で勝利した。

 ヴィックは第3クォーターに5ヤードのタッチダウンランを決めると、第4クォーターには5ヤードのタッチダウンパスを成功させ、ブーイングで自身を迎えたホークスファンから歓声を誘った。

 闘犬賭博で服役していたヴィックは、5月に刑務所を出所し、その後イーグルスに入団した。イーグルスでは控えクォーターバック(QB)を務めている。

 ヴィックの才能にチーム史上初のスーパーボウル制覇を夢見ていたファルコンズのファンは、入場時やイーグルスの最初の攻撃機会にはヴィックに対してブーイングを浴びせた。

 しかし、第3クォーターに先発QBのドノヴァン・マクナブ(Donovan McNabb)に代わってフィールドに立ったヴィックは、ロングスナップを受け取ると中央を駆け上がり、エンドゾーンに飛び込んでファルコンズ在籍時の2006年10月15日以来となるタッチダウンを決めた。(c)AFP