伊の英国人留学生刺殺事件、米国人ルームメイトに禁固26年
このニュースをシェア
【12月5日 AFP】イタリアで2007年に英国人留学生メレディス・カーチャー(Meredith Kercher)さん(当時21)が性交渉に関連して殺害された事件で、ウンブリア(Umbria)州ペルージャ(Perugia)の裁判所は5日、殺人罪などで、カーチャーさんのルームメイトだった米国人交換留学生アマンダ・ノックス(Amanda Knox)被告(22)に禁固26年、ノックス被告のイタリア人の交際相手ラファエル・ソレシト(Raffaele Sollecito)被告(25)に禁固25年を言い渡した。
判決文が読み上げられると、ノックス被告は「ノー、ノー」と叫んで涙をこぼした。ソレシト被告はうつろな表情のままだった。
すでに、共犯のコートジボーワル人のルディ・グエデ(Rudy Guede)被告(22)は殺人罪で禁固30年の刑が言い渡されている。公判で弁護側は、グエデ被告の単独犯行を主張していた。
ノックス被告の家族は声明で「(ノックス被告の)自由を勝ち取るために闘い続ける」と述べ、上訴する意向を示した。また、グエデ被告も禁固30年を不服として上訴している。
ノックス被告は、殺人罪のほかに、アルバイト先の雇用主パトリック・ルムンバ(Patrick Lumumba)さんが真犯人だと偽の供述をしたことに対し、名誉毀損罪で禁固1年と1万ユーロの賠償と4万ユーロの訴訟費用の支払いを言い渡されたため、ソレシト被告より1年長い禁固26年となった。ルムンバさんは、釈放されるまで2週間にわたって拘置されていた。(c)AFP/Gina Doggett
【関連記事】伊の英国人留学生刺殺事件、米国人ルームメイトが公判で無罪主張
【関連記事】伊の英国人留学生刺殺事件、IT関連の手掛かりで容疑者続出
判決文が読み上げられると、ノックス被告は「ノー、ノー」と叫んで涙をこぼした。ソレシト被告はうつろな表情のままだった。
すでに、共犯のコートジボーワル人のルディ・グエデ(Rudy Guede)被告(22)は殺人罪で禁固30年の刑が言い渡されている。公判で弁護側は、グエデ被告の単独犯行を主張していた。
ノックス被告の家族は声明で「(ノックス被告の)自由を勝ち取るために闘い続ける」と述べ、上訴する意向を示した。また、グエデ被告も禁固30年を不服として上訴している。
ノックス被告は、殺人罪のほかに、アルバイト先の雇用主パトリック・ルムンバ(Patrick Lumumba)さんが真犯人だと偽の供述をしたことに対し、名誉毀損罪で禁固1年と1万ユーロの賠償と4万ユーロの訴訟費用の支払いを言い渡されたため、ソレシト被告より1年長い禁固26年となった。ルムンバさんは、釈放されるまで2週間にわたって拘置されていた。(c)AFP/Gina Doggett
【関連記事】伊の英国人留学生刺殺事件、米国人ルームメイトが公判で無罪主張
【関連記事】伊の英国人留学生刺殺事件、IT関連の手掛かりで容疑者続出