【12月6日 AFP】09-10スペイン1部リーグ第13節、レアル・マドリード(Real Madrid、以下レアル)対アルメリア(UD Almeria)。試合はレアルが4-2で勝利した。

 レアルのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は逆転劇の立役者となりヒーローになったが、試合終了間際の暴力行為で退場となり、活躍は台無しとなった。

 逆転勝利を収め、FCバルセロナ(FC Barcelona)との伝統の一戦「エル・クラシコ(el clasico)」で喫した敗戦から立ち直ったレアルだったが、ホームでの無敗記録を守るのは簡単ではなかった。

 レアルは前半31分にロナウドのクロスからセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)がシーズン初ゴールを決めて先制したが、後半13分にフェルナンド・ソリアーノ(Fernando Soriano)のゴールで同点とされると、その4分後にはカルー・ウチェ(Kalu Uche)にゴールを決められて逆転を許し、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)は驚きに包まれた。

 レアルは同29分にゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)のゴールで2-2の同点に追いつくと、同37分には微妙な判定でロナウドがペナルティーキック(PK)を獲得し、ロナウドがPKを失敗したが途中出場のカリム・ベンズマ(Karim Benzema)が詰めて逆転に成功した。

 その後、ロナウドは同41分に9月以来となる得点を記録したが、試合終了直前に暴力行為で2枚目のイエローカードを受けて退場となった。これにより、ロナウドは次節行われる優勝を争うライバルのバレンシア(Valencia CF)との試合は出場停止となる。

 レアルは恥骨炎のためカカ(Kaka)がアルメリア戦を欠場している。(c)AFP/Phil Seery

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