【12月3日 AFP】米ロサンゼルス(Los Angeles)の有名人宅を狙って空き巣を繰り返し起訴された若者4人の罪状認否が2日、同地のロサンゼルス郡上級裁判所で行われ、全員が無罪を主張した。

 ニコラス・プルーゴ(Nicholas Prugo)被告(19)、ダイアナ・タマヨ(Diana Tamayo)被告(19)、コートニー・エイムス(Courtney Ames)被告(19)、ロイ・ロペス(Roy Lopez)被告(27)は、オーランド・ブルーム(Orlando Bloom)さん、ミーガン・フォックス(Megan Fox)さん、リンジー・ローハン(Lindsay Lohan)さん、パリス・ヒルトン(Paris Hilton)さんらの自宅に侵入した第1級不法侵入罪に問われている。

 プルーゴ被告は別の10代の人物とともに7月13日、ハリウッド(Hollywood)にあるブルームさんの自宅に侵入したとされる。同被告はこのほか、ローハンさんらの自宅に侵入した7件の第1級不法侵入罪に問われている。

 4被告は1月21日に再び出廷するよう命じられた。同日、予備審問の日程が決定される。

 警察および検察当局によれば、米メディアでは「Burglar Bunch(バーグラー・バンチ、住居侵入窃盗団)」と呼ばれる被告たちは、相手が自宅にいるかどうかを芸能サイトで綿密に調べ標的を選んでいたという。

 被告らは、2008年12月から今年10月までの間に、宝石類、高級ブランド服、アクセサリーなど300万ドル(約2億6000万円)相当以上を盗んだとみられている。(c)AFP